ファッション誌のネームというのは、だいたい、手垢に汚れた定番の形容詞の組み合わせでできている。
しかし、定番のフレーズでは新味がでないので、頭を捻りまくって新しい形容詞を考えるわけだ。
ネームをあげてもそこで仕事は終わらない。校正がある。
そして、ファッション誌の場合、これが異常に手間暇がかかる。
撮影に使用した服や小物の値段とメーカーの電話番号の確認をしなければならないからだ。
こうした仕事の合間に、知り合いのプロダクションを通して週刊誌の実用特集の原稿や化粧品メーカーのPR誌の仕事もするようになった。
そして、ライター生活3年の後、名刺に「ファッションライター」と刷り込んでwebライティング・代筆屋になった。
N子さんの例でもわかるように、ライターとして定期的な仕事をこなしながら、自分の得意分野を開拓してwebライティング・代筆屋になるというのが多い。カンドー的である。
最低の生活費を稼ぎながら新しい仕事を開発して、メドがたったところでフリーになる。
遠藤泰男(ライター)