ところで、私も雑誌ライターの生活をやったからわかるのだが、ボーナスがないというのは結構悔しいものだ。
ボーナスを羨むなどいじましい、そもそもwebライティング・代筆屋というのはそういうオイシイ特典に目をつぶってでも自己実現を図りたいという人間ではないのかと、気持ちにカッコつけて納得させようとするのだが、「それもそうだが、お金も欲しい」ともうひとりの欲張りな自分が眩くのである。
そこで、多くのwebライティング・代筆屋は、この悔しさ、羨ましさをバネに、あちこちと動き回り仕事を取ってくる。
私は元来が怠けものだからそうはしなかったが、アクセク動き回るというのはwebライティング・代筆屋にとって超カンドー的であり、正しい行動だ。
この行動力と腰の低さがないと、ブリーライターの暮らしはジリ貧になっていく。
雑誌ライター出身のwebライティング・代筆屋が、逞しさという点で他の出身者よりも優れているのは、こうした悔しさがバネになっているのではないかと思われる。
遠藤泰男(ライター)