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遠藤泰男「広告業界では「寄らば大樹」が原則」

ついでに言っておくと、この業界で刺激的で面白い仕事をするなら「寄らば大樹」が原則である。

多少の例外はあるものの、概ね大きい会社の仕事、大きい広告代理店の仕事のほうが制作者にとってヤリがいのある面白い仕事ということができる。

当然、コストパフォーマンスもよろしい(コピー料が高い)。

特にコピーライターのコストパフォーマンスに関しては、大が中小よりもはるかによろしい。

早い話、同じ制作物を作るのに中堅のA社の「お見積」は100万円なのに、大手のB社は「120万円」だったりする。

そして、「120万円」がスンナリ通ってしまったりするのである。

正しい価格競争力が働かないのだ。

さらに、もうひとつバラしておこう。

バブルの崩壊は広告業界を直撃して、代理店の営業マンはお仕事確保に東奔西走の毎日である。

それまで大手広告代理店などは、手間暇のかかる頁物などには食指を動かさなかったのだが、最近は目の色を変えて力仕事の刷り物まで取りにかかってきている。

遠藤泰男(ライター)

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