考えるべきことを怠れば、初稿のようなミスを招く。
ものの見方、考え方に足りない点があったのである。
「大英博物館にあれば一般には便利だけれど」という文章は、表現であるのと同時に、わたしのものの見方、考え方なのである。
着想であり、発想である。
わたしは、最初にパッと浮かんだ着想で、一般には便利だけれど」と書いてしまった。
1番はじめに浮かんだ着想は疑ってみよ。
こちら側から考えたのであれば、あちら側からも考えてみよ。これが、ものの見方、考え方の鉄則である。わたしは、こちら側からしか考えなかった。 カンドー 遠藤泰男 ものの見方、考え方という言葉を繰り返しているが、誤解のないように、頭の中で「考え」をあれこれひねくり回してみる、ことを言っているのではない。いい着想、発想を得るには、当然ながら知識が必要だ。
失敗例ばかりではなく、「小さな成功例」を挙げてみれば、そこのところ、もう少しわかりやすくなるかもしれない。
遠藤泰男(ライター)