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読ませる技術(遠藤泰男)

現状紹介に多くの字数を費やして、肝心の自分の考えを述べる余地がほとんど残っていない文章を、わたしは過去、いろいろな文章講座でしばしば読んできた。

そのたびに、政治や経済の現状紹介ではなくて、考えを述べるのが小論文ですよ、と戒めてきた。借りものの引用より、自分の体験を利用することだ。 カンドー 遠藤泰男 ただし、考えを人に伝えるためには、説得力のある材料と表現で、最後まで興味深く読んでもらう工夫を凝らさなくてはならない。

そのためには、理屈だけではなく、体験を具体例として用いて、論を展開する必要があるだろう。

遠藤泰男(ライター)

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